

日中の気温もプラスになり、わずかに残っていた雪もみるみるうちに解けています。真冬は風も弱く、痛いという感じですが、この時期は風が出てきてようやく寒いと思うようになりました。
すっかり春めいてきたのですが、釧路にも5年ぶりに流氷がやってきました。3年前に移り住んできた私にとっては初めての流氷です。
これまで流氷とはオホーツク海だけのものかと思っていましたが、知床半島を越え、国後島の西を通り、納沙布岬を回りこみ、釧路沖、太平洋までその先端が到達しました。
肉眼で流氷の帯を観測できると「流氷初日」となるそうで、先週の6日に釧路地方気象台から発表されました。
というわけで、ドライブがてら浜中町の霧多布と琵琶瀬までまで行ってきました(釧路市内からも見えるはず!)。写真だとあまり迫力はありませんが、はっきりと流氷の帯が広がり、海岸近くでははぐれた塊がプカプカ、途中の断崖絶壁では、波打ち際にも打ち寄せられていました。
釧路川の蓮の葉氷と違い、遠くアムール川からやってきたのかと思うと感慨も一入です。同時に以前テレビで見た、汚染の問題や、シベリアヒョウのことも思い出しました。