トドワラ 最果ての地

こんにちは。おかっちょです。

今回、ご紹介させていただくのは、
釧路湿原−阿寒−摩周シーニックバイウェイの末端に位置する
野付半島にあるトドワラです。
野付半島は標津町と別海町に属する、
大きな砂洲(さす)です。
中標津のシーニックルート、国道272号の一番果てにあります
トドワラは、立ち枯れしたトドマツ林の跡です。
トドワラに向かう道の手前には、
ナラワラというナラの木の林が立ち枯れた跡もあります。

野付半島が沈降あるいは海面が上昇し、
林に海水が回って林が立ち枯れて出来たといわれています。

さて、このトドワラですが、
道路から直接見るには遠すぎます。
道路からだと、遠くに立ち木が見える程度です。

野付半島ネイチャーセンターの駐車場(無料!)に車を止め、
整備された散策路および木道で近くまで行くことができます。

また、ネイチャーセンターからの馬車も出ているようです。
私は時間帯が合わず、乗っておりませんが・・・
さらに、尾岱沼から船での観光も出来るようです。
私は当然、乗ってませんが(シツコイ)。

失礼、閑話休題。

駐車場から散策路に入り、一路、トドワラを目指します。
散策路は未舗装の砂利道で、かなり狭いです。
二人で並んで歩くのはちょっと辛いですね。
しかも、結構いい距離です。
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しかし、散策路でトドワラに向かう途中は、
原生と思われる花が左右で咲き乱れていました。
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そのまま歩くと、ついにトドワラの看板が!
時間の都合でここからは夕景の写真です。
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ここからは木道が整備されていて、
トドワラの立ち木のすぐ近くまで歩いていけます。
近くまで行くと、地面に朽ちた木が倒れているのも見えます。
総ての終わりのような、
何とも言えない風景です。
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木道には海を渡って近くの小島につながっているものもあります。
海の上から見るトドワラもまた格別。
img446_todowara_6.jpg

諸行無常の響きを感じます。
「果て」という感じでしょうか。

今かろうじて生きているトドマツも、
時間の問題で立ち枯れるそうです。
この景色も、いつまでもあるわけでもありません。

機会があったら一度、車で遠征して見に行くのもよいのでは?
img447_todowara_7.jpg
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